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可動性、安定性について

Updated: Sep 25, 2022

皆さんこんにちは。

BBFITトレーニングコーチのキャプテンカルマイです。


さて、今回は前回の記事の続きとなります。

まだご覧になってない方は、こちらを是非読んでみて下さい。


前回は「パフォーマンスピラミッド」について説明させて頂きました。


ピラミッドの1番下の部分をトレーニングする事が大切というお話でした。


今回はその部分の「安定性」と「可動性」についてお話していきます。


 

【はじめに】

前回の記事をみて、基礎をトレーニングするぞ‼︎と思った方もいらっしゃるでしょう。


しかし、そもそも「安定性」「可動性」がわからんぞ。

という方もいらっしゃると思います。


ですので、簡単に「安定性」「可動性」について説明していきます‼︎



【正しく動くには安定と可動が大切】

人間がカラダを動かす時には、どこかの関節は「安定」させ、逆に動かさなければならない関節は「可動」させる事で、動きをデザインしています。


例としては、バンザイするような動作の場合、肩関節を動かし、土台となる肩甲骨や腰椎を安定させる事で綺麗に腕が上がります。


人間はさまざまなな動作の中で、この「安定性」と「可動性」を両立させているんです。


それぞれの役割を示したのがこちら。


「ジョイントバイジョイント理論」


アメリカの理学療法士グレイ・クックと、ストレングスコーチのマイク・ボイルによって提唱されたもの。

「安定性」が優位なのが赤。

安定性とは、関節を保ちたい状態に維持する能力。

「可動性」が優位のが青。

可動性とは、関節を自ら動かせる能力。



画像のように「安定性」が優位な関節と、「可動性」が優位な関節は比較的決まっています。


もちろん動作によって変わる部分もありますが、基本的には画像のような役割になります。



ですが、今の現代ではこの役割を果たせてない状態の方が非常に多いです。


そりゃあ、私達のカラダは太古の昔からほぼ変わっていないのに、環境だけが進歩してカラダを動かしませんからねw


【怪我や腰痛などは役割の破綻からくる】

各関節が役割を果たしていないと、怪我や腰痛などのリスクが非常に高くなります。


例えばバンザイ動作で話してみましょう。

肩関節が可動して、土台の肩甲骨や腰椎が安定していると。。。


こうなります。真っ直ぐです。



では良くないのは。。。


見ての通り、肩関節は可動しておらず、腰椎の安定もありません。


本来、バンザイ動作で無駄に使わなくて良い腰を使い続ける事になってしまい、腰痛や酷ければ怪我をしてしまう事になるのです。


これは1つの例にしか過ぎず、皆さんの日常動作やスポーツ動作で、このような事が起っているのです。



【どうやってトレーニングする⁇】

では実際にはどうトレーニングするの?となると思います。


「可動性」をトレーニングするには

■筋膜リリース

■ストレッチ

■モビリティエクササイズなど

があります。


「安定性」をトレーニングするには

■ソフトコアトレーニング

■ハードコアトレーニング

■バランストレーニングなど

があります。


また呼吸を整えたりも必要になりますし、トレーニングする優先順位やプログラムの順番などもあります。



この辺りはまた次の記事で紹介していこうと思います。


【まとめ】

■人間の動作は関節の「安定」と「可動」の両立で成り立つ。


■各関節に役割分担があり、それを「ジョイントバイジョイント理論」という。


■役割が破綻すると、怪我や腰痛などの原因になりうる。


 

さて皆さんどうだったでしょうか⁇


少し難しい話でしたが、何をするにも基礎知識は非常に大切です。


是非皆さんのお役に立てて頂ければ、幸いです。

ではまた次の記事をお楽しみに‼︎


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